未来への期待が膨らむ半年間ー越境型ビジネス研修「ミライナビジネス2024」を振り返って
INDEX
1. 異業種の壁を超えて、共創が生まれる場所: 事業計画を通してビジネスを学ぶ
2. 半年間の集大成!: 最終プレゼンテーションの舞台裏
3. 研修を終えて、未来を描く: 仕事も、人生も、未来志向で
2024年11月、「ミライナビジネス2024」の最終プレゼンテーションが開催されました。 異なる業界・企業から集まった参加者たちが、半年間、新規事業の創出を通して、ビジネスの本質を学び、成長し続けた日々。第一線で活躍するビジネスリーダーや社内起業家による講義、ワークショップ、メンタリング…。
この半年間、参加者たちは、新規事業のアイデア出し、市場調査、ビジネスモデルの構築、マーケティング戦略の立案、そして最終プレゼンテーションという一連のプロセスを通して、机上の学習だけでは得られない、実践的なビジネススキルを身につけました。 本記事では、最終プレゼンテーションを終えた参加者たちの率直な声を紹介します。彼らの言葉を通して、「ミライナビジネス」の魅力を、少しでも感じていただければ幸いです。
1. 異業種の壁を超えて、共創が生まれる場所: 新規事業の企画を通してビジネスを学ぶ
多様なバックグラウンドを持つ参加者同士の交流が生み出すもの
「ミライナビジネス2024」の魅力の一つは、何と言っても、多種多様な業界・企業から集まる参加者同士の交流です。普段の業務では得難い、異業種のプロフェッショナルたちと机を並べ、議論を交わす経験は、参加者たちに新たな視点と価値観を与え、刺激を与えてくれます。
受講メンバー(マーケティング職):「これまで、目標を達成するにも、どちらかというと一人で抱え込んでしまうタイプだったんです。でも、この研修では違いました。バックグラウンドも考え方も全く違うメンバーと、共通の目標に向かっていく中で、例えば、福祉の視点からビジネスモデルを考えるなど、自分一人では絶対に思いつかなかったような、斬新なアイデアが次々と生まれてくる。本当に新鮮な経験でしたね」
写真:ミライナ2024の受講メンバー・サポーターたちの顔ぶれ。マーケティング/営業/人事/技術研究とメンバー職種は様々。サポーターは起業家や、企業の新規事業担当やAI・DX担当者やデザイナー等
実践形式の学びを通して、事業創出に必要な知識・スキルを体得する日々
「ミライナビジネス2024」は、机上の空論ではありません。新規事業の立ち上げに必要な知識・スキルを、実践を通して身につけることができる。この点は、参加者にとって大きな魅力だったのではないでしょうか。ビジネスモデルの構築、マーケティング戦略の立案、プレゼンテーションスキル…。どれも、すぐにでも実務で活かせる内容ばかりです。
受講メンバー(営業職):「正直なところ、研修前は、ビジネス用語と聞くだけで、身構えてしまう自分がいました(笑)でも、この研修では違いました。講師の方々の説明は、とても分かりやすく、そして、何より、熱意がこもっていました。研修を通して、ビジネス用語に対する苦手意識が払拭されただけでなく、日々の生活や仕事の中で、自然とビジネス的な視点で物事を捉えられるようになった自分に気づきました」
画像:へいおんのパートナー「やさしいビジネススクール」から提供される学習コンテンツで事業企画について学びながら、これを自分の仮想事業として即企画としてアウトプットする前半の座学の様子。実践前の下地づくりと、チームの共通言語づくりや相互理解へ寄与。
チームで議論し、壁を乗り越え、事業プランを磨き上げた日々
新規事業の創出は、決して平坦な道のりではありません。アイデアに行き詰まり、チーム内で意見が衝突することもあります。「ミライナビジネス2024」では、参加者たちは、チームで議論を重ねる中で、互いのアイデアをぶつけ合い、ブラッシュアップしていくプロセスを通して、より具体的で実現性の高い事業プランへと昇華させていきます。
受講メンバー(技術研究職):「アイデアが全く出ずに、チーム全体が、2~3週間くらい、本当に苦しい時期がありました。『もうダメだ、このまま何も生まれないんじゃないか』と、心が折れそうになったこともありました。でも、諦めずに、チームメンバーと本音で語り合い、議論を重ねていくうちに、少しずつ、光が見えてきたんです。妥協ではなく、新しい切り口を見つけることができた瞬間は、本当に感動的でした。あの経験があったからこそ、今の自分たちがあると思っています」
画像:2024受講メンバー検討の様子。企画を提案する対象企業のステークホルダー調査・分析からこの課題分析やソリューションの考案まで、何度も試行錯誤を繰り返し、泥臭く検討。
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